多角的な視点でチーム状況を知るために、さまざまなコンテンツを見やすく整理
「2022-23シーズンは、新しいことに挑戦するシーズンでした。挑戦のひとつが、アナリストソフト『データバレー4』によるデータ活用です。Vリーグはどのチームもレベルが高く、試合に勝つためにはチームの強みをいかして効率的に得点することが必要です。分析したプレイデータをPDFやExcelファイルとして出力し、『Handbook X』で整理することで、必要なときに必要なファイルを見て、練習や作戦の組み立てに活用することができます。」とチームマネージャーの和多桃子氏は話します。
「分析結果はあくまで参考データのひとつです。分析結果以外にもプレイ動画や個人の意志、他チームの状況などをさまざまなコンテンツを組み合わせて、より多角的な視点でチームや個人の状況を知ることで、やるべきことが見えてくるようになります。そのため、PDFやExcel、動画、音声、Webサイトなど、多様な種類のコンテンツを簡単な操作で整理して共有できるHandbook Xを導入しました。」(和多氏)

さらに、選手自身でもコンテンツ整理機能が使えるので、自分なりに分析結果や参考資料、練習動画などをまとめて、個人の競技レベル向上にも役立っています。
「チーム」「スタッフ」にワークグループ※を分け、コンテンツ共有ツールとして活用
今後「ファン」のワークグループも作成を予定
※ワークグループ:HandbookXのコンテンツ共有を複数人へ一括で行うためのグループ機能。
Handbook Xを利用するのは選手や監督だけではありません。マネージャーや広報担当など、チームの運営に関わる多くの人がHandbook Xを使ってコンテンツ共有をしています。

「フォレストリーヴズ熊本は誰からも愛される地域に根付いたチームを目指しており、地域イベントや子どもたちの成長に寄与するバレーボール教室の開催など、地域交流を積極的に行っています。ファンや地域のための”ワークグループ”を作成していくことで、つながりはより強固になると確信しています。」(長谷川氏)

フォレストリーヴズ熊本は2022年12月に行われた試合でVリーグ復帰後初勝利をあげました。その後も勝ちを重ね、2022-23シーズンは飛躍の年となりました。来シーズン以降もさらなる勝利と地域交流を目指して、Handbook Xを活用していきます。