名古屋鉄道株式会社 様
聞いてみた:700ページ以上の規程類をペーパーレス化!
名鉄が実現した圧倒的な業務効率化と「本来のサービス」への回帰
location
愛知県
会社概要

総営業距離で国内私鉄3位の路線網を愛知・岐阜に有し、中部圏の交通ネットワークの一翼を担う。また、110社を超えるグループ会社と連携し、交通・不動産・観光など幅広く事業を展開。

September 24, 2026

な古屋鉄道株式会社(以下 名古屋鉄道)は、愛知・岐阜両県にまたがる鉄道路線網を有し、中部圏の交通ネットワークの一翼を担う鉄道会社です。同社では現在、約700ページにおよぶ規程類や業務資料を新世代情報共有アプリ『Handbook X』で完全電子化し、約1,500名の乗務員へ展開しています。

このペーパーレス化の根底にあるのは、「ITツールの導入はあくまで手段であり、最大の目的は、乗務員が『お客様へのサービス向上』や『安全運行』という本来の業務に集中し、自ら考え判断できる自律的な現場環境を作ること」という強い想いです。

今回は、ツール導入による月単位の準備時間削減や、現場の心理的負担の軽減、そして導入浸透に向けた工夫について、運転保安部の梅村篤史氏にお話を伺いました。

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アカウント管理と端末運用の課題をクリアし、約1,500名の現場での現場DX推進

多くの企業が現場のペーパーレス化やデジタル化を進める際、「社員全員分の会社用のメールアドレスがない」「年配の社員が機械の操作に不慣れで導入ハードルが高い」といった壁にぶつかります。

名古屋鉄道では、メールアドレス不要で運用可能なHandbook X取り入れました。さらに、現場の指導役を通じた丁寧な説明を徹底することでこれらの壁を乗り越え、約1,500名の乗務員へスムーズにデジタル環境を浸透させています。

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Q. 現場の乗務員へ導入を進めるにあたり、どのような環境の課題がありましたか?

A. まず、乗務員全員が個人の会社用メールアドレスを持っているわけではない、という点です。

一般的なアプリは登録にメールアドレスが必要なことが多いですが、『Handbook X』は メールアドレスがなくても、任意のIDとパスワードだけで利用できます。

多くの係員を抱える弊社にとって、この仕様は導入や管理のハードルを大きく下げる 非常に重要なポイントでした。

また、端末の運用面においても、個人の所有するデバイスからのログインを制限できる点など、セキュリティをしっかりと保ちながら安全に使用できる点が大きなメリットでした。

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Q. タブレットの操作に不慣れな方も多かったかと思いますが、現場への浸透はどのように進めましたか?

A. 確かに最初は「操作方法が分からない」「外でインターネットに繋がらなくなったら不安」 といった心配の声もありました。 そのため、頭ごなしに強制的に使わせるようなことはせず、丁寧にメリットを説明することを 心がけました。

具体的には、現場管理者や現場のことを一番理解している指導役の主任に、 しっかりと説明して納得してもらったうえで、 各乗務員へ使い方を展開してもらうという丁寧なステップを踏みました。

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Q. 操作に迷って使われなくなってしまう心配はされませんでしたか?

A. 複雑すぎるシステムだと現場で使われなくなってしまいますが、『Handbook X』は余分なボタンがなく、「ここを見ればいい」と直感的に分かるシンプルな画面設計になっています。

この見やすさと操作のしやすさが、現場の使いやすさや資料を見るハードルを下げることに直結していると感じています。

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The image shows a person dressed in a suit, sitting at a desk with a tablet device displaying a colorful, grid-like interface.AI 生成コンテンツは誤りを含む可能性があります。

Q. 現場の意識が前向きに変わったターニングポイントは何だったのでしょうか?

A. 実際に現場で使ってみて、「約700ページの重い紙資料を持ち歩いていたものが電子化によって、一気に軽くなった」という実体験を全員が得られたことです。

また、DXをけん引していくような方が、現場にいたことも大きなポイントだと思います。

一度メリットを肌で感じてからは現場の空気も変わり、今では「どうすればより一層業務の効率化を図れるか」という前向きな質問が多くなっています。

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